2016年12月28日

フェレットちゃんのコロナウイルス感染症

年内の診察は明日29日の午前中まで、

29日午後から1月3日までは休診となりますので、ご了承下さい。

休診期間中、急患の方はお電話でまずご連絡ください。


写真のフェレットちゃん、先週大手術を頑張ってくれました。

コロナウイルスというウイルスによる肉芽腫性炎という特殊な炎症がお腹の中で起こってしまい、

膵臓・小腸・お腹の脂肪の一部を切除して、腸を吻合する手術を行いました。

その後の入院もちょっと長めになりましたが、先日体調が落ち着いたので退院となりました。


猫ちゃんを飼っている方は、

伝染性腹膜炎という極めて厄介な病気をご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

このフェレットちゃん、フェレット版の伝染性腹膜炎とも言える病態です。


コロナウイルスというのは、

もともとはフェレットちゃんでも珍しいウイルスではないのですが、

この子のようにお腹の中で特殊な炎症を起こすタイプは国内ではあまり多くないようで、

病気に関してもまだはっきりわかっていない点が多々あります。


闘病はまだ続きますが、

この様子なら大好きな自宅でゆっくり新年を迎えられることでしょうね。

頑張ったね。

フェレットちゃんのコロナウイルス感染症


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Posted by 駿河どうぶつの病院 at 18:17│Comments(0)病気の話
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