2015年03月24日
疥癬 (ヒゼンダニ)
この写真の猫ちゃん、これは怪我ではありません。

ヒゼンダニによる皮膚病(疥癬)の猫ちゃんです。
このダニは非常に痒みが強く、
掻いてしまうことにより出血を伴うこともあります。
またダニが角質層に潜り込むため、
角質がボロボロになる(ふけが多くなる)という特徴があります。
非常に痒くてつらそうですが、背中に垂らす薬がとても効果的です。
痒みが強いとそれだけで元気や食欲が無くなってしまうこともあります。
痒いというのは不快ですね。
ちなみにこの動物の疥癬は、人間の体では生きていけませんが、
刺されて一時的にかゆみが出ることはありますので、
ご注意下さいね。
(人間には人間に寄生するヒゼンダニがいます)


ヒゼンダニによる皮膚病(疥癬)の猫ちゃんです。
このダニは非常に痒みが強く、
掻いてしまうことにより出血を伴うこともあります。
またダニが角質層に潜り込むため、
角質がボロボロになる(ふけが多くなる)という特徴があります。
非常に痒くてつらそうですが、背中に垂らす薬がとても効果的です。
下の写真は10日程経った時の様子です。
かなり皮膚の様子が改善して、痒みも減ってきました。
痒みが強いとそれだけで元気や食欲が無くなってしまうこともあります。
痒いというのは不快ですね。
ちなみにこの動物の疥癬は、人間の体では生きていけませんが、
刺されて一時的にかゆみが出ることはありますので、
ご注意下さいね。
(人間には人間に寄生するヒゼンダニがいます)
下の写真の左側はミミヒゼンダニという耳に寄生するダニを顕微鏡で見たものです。
右側はこのミミヒゼンダニの卵です。


Posted by 駿河どうぶつの病院 at
00:34
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